彦根城博物館テーマ展「中国故事人物の姿-三国志の諸葛孔明から詩聖李白まで-」開催のお知らせ

2016年12月27日 更新

彦根城博物館にてテーマ展「中国故事人物の姿-三国志の諸葛孔明から詩聖李白まで-」が開催されますので、お知らせします。

 
 日本は古来より、文学や美術、芸能など、あらゆる分野で中国文化の影響を強く受けてきました。日本の美術作品を見渡すと、中国の風景や人物、文物などをテーマとしたものが数多く見受けられます。その中でも、今回は特に中国故事人物に着目して紹介します。構成は、「1.神・仙人」「2.武人など」「3.僧・高士」の3部とします。
 1では、寿老人や鍾馗、西王母など、神や仙人を紹介します。神と仙人の境界は曖昧で、日本で成立した七福神にも取り込まれるなど、なじみ深い者が含まれます。
 2では、劉備や関羽などの「三国志」の登場人物も取り上げます。三国志を読み物風にした通俗小説「三国志演義」は、江戸時代の日本で多くの読者を獲得しました。現代でも、これをもととした小説や映画、漫画などが制作されるなど、その流れは脈々と受け継がれています。
 3では、布袋や寒山拾得などの世俗を超越した禅僧や、俗世間を離れた場で生活し、詩を作り、楽器を奏で、学問や芸術などの清談に耽るなど、世間の評価や地位を気にかけない高潔な精神をもつ高士をテーマとします。陶淵明や李白、林和靖などの極めて高名な詩人が中心となります。
 人物を特定する要素となるものは、姿形、一緒に描かれた動植物や景色、登場人物の合計人数など、実に多様です。一瞬にして特定できる作品が多いのは、それだけ中国故事が私たちにとって身近な存在となっている証左と言えます。これらの画を飾る時、時に吉祥の意を見出し、時に憧憬の念を抱き、そして時には悠久の歴史に思いを馳せることでしょう。新たな年を迎え、脈々と続いてきた豊かな文化を改めて再確認し、ご堪能ください。





期間

平成29年(2017年)1月1日(日・祝)~2月11日(土・祝)

8:30 ~17:00まで(※入場は16:30まで)

※会期中無休

場所

彦根城博物館 展示室1

観覧料

大人:500円(450円) 小・中学生:250円(170円)

(  )内は30名以上の団体割引料金

※常設展「“ほんもの”との出会い」も併せてご覧いただけます。

関連事業

ギャラリートーク

期日
1回目・・・平成29年(2017年)1月7日(土) 11:00~11:30
2回目・・・平成29年(2017年)1月7日(土) 14:00~14:30
※1回目・2回目とも同内容です。
場所
展示室1
その他
観覧料が必要です。
担当
彦根城博物館 学芸員
申込み
不要(※直接会場にお越しください。)

彦根城博物館

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
TEL: 0749-22-6100
FAX: 0749-22-6520
http://hikone-castle-museum.jp/