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ヴォーリズ建築

ヴォーリズは明治38年に八幡商業高等学校の英語教師として来日し、昭和39年に83歳の生涯を終えるまで彼は近江八幡市に留まり、キリスト教の伝道とその主義に基づく社会教育、出版、医療、学校教育などの社会貢献活動を続けました。そしてこれらの事業を経済的に支えるべく多くの人々と力を合わせ、建築設計会社やメンソレータム(現メンターム)で知られる製薬会社などの企業活動を展開していきました。

 明治41年12月、ヴォーリズは建築設計監督事務所を開き、アマチュア建築家として活動を始めました。2年後には米国人建築技師レスター・チェーピンを加えてヴォーリズ合名会社をを創設し、以来大正中期から昭和初期にかけて、米国人建築家を含め2~30人建築技師を擁した建築事務所へと発展させています。 建築作品にはキリスト教会、とりわけ米国ミッションに関係するものが多く見られますが、一般の商業、オフィスビルにも際だつものがあり、洋風住宅や軽井沢の山荘住宅なども設計しています。また、「吾が家の設計」などの著作によって広く住宅の近代化に寄与したと考えられています。 ヴォーリズ建築は、当時のアメリカ建築の流れをひいて種々の建築様式が応用されたものとか、様式のない建築と言われていますが、彼の建築には様々なところで日本の気候風土や住習慣に適合させる工夫がなされています。そこに共通しているのは、実用性に重きをおき、簡潔ではあるけれども豊かなデザインと親しみやすく包容力のある空間を有したものとなっています。ここに依頼者の求めに応える奉仕の精神に貫かれたヴォーリズ建築の特質があります。
 彦根市内にも、数か所、ヴォーリズ建築のものが残っており、今も昔の風情と面影を残しています。

ヴォーリズ建築

滋賀県彦根市