彦根城博物館特集展示のお知らせ

2019年10月18日 更新

彦根城博物館にて特集展示「井伊直弼の茶の湯」が開催されますので、お知らせします。

 彦根藩井伊家13代当主直弼は、江戸時代後期の代表的な大名茶人として知られています。彦根藩を率いる藩主として、また、幕政を統括する大老として政治の表舞台で活躍する一方で、茶の湯の研鑽に力を注ぎ、茶書の執筆や茶会の開催、弟子の育成、茶道具の制作などを精力的に行い、自らの茶の湯を追究しました。
 直弼は、文化12年(1815)、井伊家11代直中の14男として誕生しました。幼少期から茶の湯に親しみ、青年期には茶の湯への傾倒を深め、江戸時代の武家の茶として重んじられた石州流の始祖、片桐石州の茶の湯を中心に学びました。直弼の茶書には、石州流の他に各流各派のさまざまな茶書からの引用があり、幅広い学びの様子がうかがわれます。
 弘化2年(1845)、直弼は31歳にして「入門記」を執筆し、石州流の中に一派を立てることを宣言します。その後、茶会の際の心得や点前の作法などに関する茶書の数々を執筆し、安政4年(1857)には、その集大成ともいうべき「茶湯一会集」を完成させました。その序文に記された「一期一会」の言葉には、主と客が互いに相手を思いやり、精神的に深い交わりを持つという、直弼が理想とした茶の湯のあり方が端的に示されています。
 本展では、直弼が生涯を通じて追究した茶の湯の思想を、自筆の茶書やゆかりの茶道具を通じて紹介します。





会期

令和元年(2019 年)10月25日(金)~11月24日(日)

8:30 ~17:00まで(※入場は16:30まで)

※会期中無休

場所

彦根城博物館 展示室3


観覧料

大人:500円(450円) 小・中学生:250円(170円)

(  )内は30名以上の団体割引料金

※常設展「“ほんもの”との出会い」も併せてご覧いただけます。


 

彦根城博物館

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
TEL: 0749-22-6100
FAX: 0749-22-6520
http://hikone-castle-museum.jp/