歌碑 井伊文子氏歌碑

「一身に責負ひまして、立ちましし、大老ありてこそ、開港はなりぬ」

井伊大老像前の歌碑は、明治100年にあたる1968年、彦根市と水戸市を親善都市として提携させた井伊直弼の曽孫で当時の彦根市長・井伊直愛の妻・井伊文子氏の詠んだものです。

井伊文子氏は、尚昌の子女で琉球国王尚泰の曾孫。
1937年(昭和12年)に井伊直弼のひ孫にあたる井伊直愛(後の彦根市長)と結婚。
佐佐木信綱のもとで短歌を学び、「中城さうし」をはじめ多くの作品を残しました。
市内には他にも歌碑があり、市民にも親しまれています。

歌碑 井伊文子氏歌碑

所在地滋賀県彦根市尾末町