旭森小学校の西側に「旭の森」と書かれた石碑があります。
大正6年(1917年)11月14日から、湖東地方いったいに陸軍の特別大演習というのがありました。 その時、大正天皇が彦根に来られ、その演習の様子を見学されたそうです。3日目の11月16日の朝には、亀甲山(旭森小学校のすぐ東側の山)へのぼり、演習を見学されました。そして見学後、山をおりて小学校の講堂(当時は千本尋常高等小学校)で休憩し、学校前で演習を見ての講評をされました。その時、東の亀甲山宮さん山の上に朝日がキラキラと輝いたのです。森のような木々の茂みの上に、美しく朝日が輝いたのです。そこでこの山を「旭の森」と名づけ、石清水八幡神社の西に記念碑「旭の森」が建てられました。
昭和18年(1943年)には「千本尋常高等小学校」から「旭森国民学校」と、昭和22年(1947年)には、「旭森小学校」と学校名を改め、現在に至っています。