石碑 伝馬町高札場跡

中央商店街の通りから少し入った、蓮華寺の角に、昔、高札場がありました。
高札場には、高さ4.2mの屋根組の下に、幕府から出された法令を記した駒形の大きな木札(高札)が掲げられていました。
伝馬町の馬持や人足は、公用の荷物などを運ぶだけでは生計を立てることができず、私的な荷物などを隣の宿場まで運ぶ仕事もしていました。
後者の仕事を「駄賃」といい、その費用を細かく定めたものが駄賃札でした。正徳元年(1710年)、当時、鳥居本宿まで荷物1駄は47文、高宮宿までは52文と記されています。

石碑 伝馬町高札場跡

所在地滋賀県彦根市中央町