近江鉄道の敷設に深く関与し、近江鉄道の初代社長に就任した大東義徹は、彦根藩士で足軽の小西貞徹の次男として天保12年(1841)に生まれました。
幼名を寛蔵。戊辰戦争に従軍し武功を立てます。戸籍編成の際、姓を小西から大東に改めます。廃藩置県後、司法省に入り、権少判事となりました。
1890年、第1回衆議院議員総選挙に滋賀郡部から立候補し初当選。1898年、第1次大隈内閣で司法大臣に就任しました。その後、法典調査会副総裁などを歴任しました。
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