句碑 小寒楼句碑

彦根城の堀にめぐらせた石垣の上に、小さな黒い川原石に美しい文字が刻まれた句碑がある。

京橋と旧西郷屋敷長屋門の中間にある横に長い石段を登ると、草に隠れるように高さ40㎝弱ほどの句碑がある。
昭和45年に岡野小寒楼(※許六門弟)が、お堀を飛び交う燕を眺めて詠んだ秀句である。
石垣の崖っぷちに近いところにあります。

 秋燕となり 濠の水 打つことなし

句碑 小寒楼句碑

所在地滋賀県彦根市金亀町