石碑 明治天皇行在聖跡

中山道沿いの高宮宿の中ほどに圓照寺の山門があり、その前に明治天皇行在聖跡の大きな碑があります。
慶長19年(1614年)、徳川家康は佐和山から永原寺へ向かう途中、ここ圓照寺で休息しました。現在「家康公腰掛石」が境内に残されています。側には樹齢350年の老紅梅があり、保存されています。また、明治天皇が北陸東海巡幸の往復時に宿泊の際、乗り物を付けるのに松が邪魔となり、伐採を指示すると住職が抵抗、天皇は松手前で降り御座所まで歩かれました。住職は乗り物の鸞を止めたことから「止鑾松(しらんまつ)」と名付けたと伝えられています。現在の松は2代目です。

石碑 明治天皇行在聖跡

所在地滋賀県彦根市高宮町