辻番所は間口が1間、奥行きが2間の切妻造りで、朝瓦葺の4畳余りの小さな小屋です。 足軽屋敷の辻(四つ角)に設けられ、見張り窓がついた貴重な施設として「辻番所」と呼ばれています。 辻番所は城下町への侵入者をチェックをする機能を果たしていました。
見張り窓は2方向の通りに面して2か所あり、見通しが良いように通りは「くいちがい」になって若干、張り出しています。 またこの番所の出入りは、主屋を経由することなく通りより直接番所へ入れるようになっていたことが発掘調査で判明し、現在では復元されています。
※外観のみで、内観は非公開となっております。