彦根城博物館テーマ展のお知らせ

2019年11月23日 更新

彦根城博物館にてテーマ展「彦根藩 井伊家の鷹狩り」が開催されますのでお知らせします。

 
 江戸時代、彦根藩井伊家の当主は、鷹を使って鳥を捕らえる鷹狩りを行いました。鷹狩りの歴史は古く、養老4年(720年)に完成したとされる『日本書紀』の記述 には、鷹を使った狩りが行われたとの記事があります。
 江戸時代の武家社会では、鷹は贈答品として扱われました。徳川将軍への鷹の献上や将軍からの鷹の拝領は、儀礼としての性格を持っていました。東北地方などの大名から将軍に鷹が献上され、それらの鷹は将軍が鷹狩りを行った後、将軍から尾張徳川家、紀伊徳川家、加賀前田家、高松松平家、そして井伊家などの一部の大名に下賜されました。将軍の鷹には、捕らえた鳥の種類に基づく格付け(鶴・雁・鴨の順)がなされ、この格付けや下賜する鷹の数によって、鷹を拝領する大名の中でもさらに差が設けられていました。このように、鷹の拝領の仕方は大名の序列を反映したものでした。国元への帰国に際し、江戸城で将軍から鷹を拝領した大名は、国元でその鷹を使って獲物を捕らえ、将軍に献上しました。井伊家当主の場合、雁を捕らえたことのある鷹と、鴨を捕らえたことのある鷹 の2羽を拝領し、鷹狩りで捕らえた雁と鴨を献上しました。
 井伊家当主の国元での鷹狩りには、陸上で行うものと、船の上から行うものがありました。10代当主代当主直幸は陸と内湖などを行き来しながら鷹狩りを行いました。12代当主代当主直亮の場合、船での鷹狩りを多く行い、彦根城と堀でつながっていたの場合、船での鷹狩りを多く行い、彦根城と堀でつながっていた松原内湖や、その北側を流れていた矢倉川で鷹を放ち、鴨や鷺などの獲物を捕らえます。また、琵琶湖岸の川で鷹を放ち、鴨や鷺などの獲物を捕らえます。また、琵琶湖岸の八坂村と須越村の間にあった野田沼では、船の上から鷹狩りをしながら、供船を率い、沼では、船の上から鷹狩りをしながら、供船を率い、沼を巡っています。
 本展は、将軍家と井伊家の鷹拝領に関する儀礼の様子と、琵琶湖に近く内湖や沼が周辺に広がる彦根の自然環境に即して行われた鷹狩りの実際の様子を紹介し、彦根藩井伊家の鷹狩りの全体像に迫ろうとするものです。





会期

令和元年(2019 年)11月27日(水)~12月22日(日)

※12月9日(月)は休館

8:30 ~17:00まで(※入場は16:30まで)

場所

彦根城博物館 展示室1


観覧料

大人:500円(450円) 小・中学生:250円(170円)

(  )内は30名以上の団体割引料金

※常設展「“ほんもの”との出会い」も併せてご覧いただけます。


関連事業

ギャラリートーク

日時
令和元年(2019年)11月30日(土)
11:00~11:30、14:00~14:30
※いずれも同内容
場所
展示室1
その他
観覧料が必要です。
担当
彦根城博物館 学芸員
申込み
不要(※直接会場にお越しください。)

講座

演題
「江戸時代の鷹狩り」
日時
令和元年(2019 年)12月14 日(土)  14:00~15:30
場所
彦根城博物館 講堂
料金
資料代:100円
定員
60名(※先着順、当日受付)
担当
彦根城博物館 学芸員

 

彦根城博物館

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
TEL: 0749-22-6100
FAX: 0749-22-6520
http://hikone-castle-museum.jp/